平成13年度:大江町立本郷西小学校
         第3,4学年・学級通信 はくしゅ
   bV5   2001.9.4
 
 道徳:きんきゅうミニ道徳
 
◇「“きんきゅう”って、どういうことですか?」
 Mさんが、
「急ぐこと。」
と答えました。その通り、今日、今だからこそ、考えてほしいことをぶっつけました。
 
◇5校時。全校生合同の総合の時間で、A君のおじいちゃん、おばあちゃんを先生にしての「秋野菜の苗、種植え」をしました。
 それが終わって6校時目のことです。
 
ケース1・2(省略)
 
ケース3;「玄関にペットボトルが準備してあります。誰のでもいいですから、1本持っていきましょう。さあ、移動しましょう。」
どっと、廊下へ走っていく人がいること。
     このことをどう考えるか?
 
ケース4;一斉に玄関へ。
    先に外ズックをとった人が、後から来る人が通る場所にすわってはく。または立ったままで、じゃまになる場所でズックをはく。
     このことをどう考えるか?
 
 
ケース5;返したペットボトル。すべて倒れ、ぐちゃぐちゃで返されている。
     このことをどう考えるか?
 
 すべてについて考えを書かせました。列順に指名し、意見を述べさせました。
 
「自分もするかもしれないと思うものに○、たぶん絶対にしないと思うものに×を付けなさい。」
 
 ケース3・4・5について、×が多かったです。正直な気持ち、素直な気持ちでしょう。でも、このままではいけないと思いました。
「×をつけた人は立ちなさい。」
ちょっと間を置いて、
「これからはこういうことをしたくない、と 思う人はすわりなさい。」
すると、全員がすわるのです。いけないことだとは思ってる、あとは正しいことをする気持ちが勝つかどうか、なのです。
 
《Nさん》
 なんか、やってしまいそうなところがたくさんあったけど、できるような気がするので、きたいして下さい。走らないように気をつけます。
《ASさん》
 書いた中で、私もはいていたんだけど、悪いことをやっていたんだと思いました。
 少しでもじゃまになるようなことをやると、後の人にすごくめいわくになるということがわかってよかったです。これからは、そういう事をしないようにしたいです。
 
◇「自分のため」だけを考えると、他人に迷惑をかけてしまうことがあることを話しました。今日のA君のおじいちゃん、おばあちゃん、そしてMさん(業務員さん)の行動から、「みんなのためになること」を思い出させ、発表させて、この時間を終わりました。
 約30分間のミニ道徳でした。
 
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